ドラム缶炭焼き気研修
- unmama25251958
- 11月30日
- 読了時間: 2分
11月26日(水)、クラブハウス釜の尻で「島の暮らしと食に関する指導法~炭焼き体験研修」を開催しました。
講師に、島暮らしアドバイザーの小山さんを迎え、はんちがサポートを務めました。
「小山さんが子どもの頃(昭和40年前まで)は、それぞれの家庭で炭を焼く暮らしがあり、家族総出で年3回ほど行っていたとのこと。
そりを引いて山に入り、ツバキなどを炭の材として伐採し、運んできて炭焼きをしていた。その頃は、火鉢で暖を取っていた時代。その後、化石燃料が入ってきたことを受けて、炭焼きは激減。今、島で炭焼きをしている人はいないのでは?」との話でした。
島の人たちの昔の暮らしを、子ども達にも体験を通して知って欲しいとの思いがあり、今回は、ドラム缶を利用しての炭焼き指導者研修を行いました。
今年の初めに、島で炭を焼いていたSさんに炭焼きの現場を見せて頂いていましたが、奥が深く、準備を含めて、その大変さと重労働に驚きました。
今回はドラム缶を使用して行うので、準備する木の量は多くなかったのですが、天候の確認、事前の準備(木を早めに伐採保管しておく)、ドラム缶の改良などに時間がかかりました。
炭焼用の木は硬い木が良いということで、島ではツバキなどを利用していましたが、今回は、海野家に生えているマテバシイを使いました。
火の回りが順調であれば、火入れから3時間強で閉じることができる予定でしたが、結果、9:30に火入れをして、19:30に閉じましたので、計10時間かかりました。
30日に窯出しをしてみます。どんな状態になっているかが楽しみです。
本来は、島の人たちが使っていた炭窯を修繕して炭焼きをしたいのですが、現存していて使える窯がほぼない、また、使える窯を借りるのが難しいなど、昔のそのままの体験ができないのは残念です。















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