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ドラム缶炭焼と塩作り研修

12月1日、島の暮らしを体験する活動のプログラム開発として、ドラム缶を使っての炭焼きと塩作りの研修を行いました。

島では、化石燃料で生活をするようになる前は、1軒に1つは炭焼き窯があって炭を焼いていたとのこと。

また、釜の尻海岸では塩作りをしていました。江戸時代は、米の採れない島の年貢のひとつとして塩を納めていた記録があります。

島の子ども達(大人も含めて)に、そんな生活を少しでもを体験してもらうために、まずは指導者研修を行い、私達が体験する活動を作りました。


ドラム缶炭焼きは、7:30に炭用の木(マテバシイ)をドラム缶にセットし、8:00に火入れをしました。素人つくりのため、ブロックを幾何学的に組み立てて、粘土で隙間を埋めて火を焚き始めました。13:30頃、白い煙が透明になってきたので、入口を閉じて今日の作業を終了。3日後に炭出しを予定していますが、果たして炭ができているのかドキドキですね。


塩作りは、3Lの海水を煮詰めていき、1/10まで濃縮した段階で硫酸カルシウムの結晶を取り除き、更に煮詰めてドロドロになった段階でペーパーフィルターで濾過して、「塩」と「にがり」に分けます。塩をフライパンで炒って出来上がり。

素晴らしい塩ができました。


追加で、クラブハウスの里芋を掘り、鰹の塩辛で食べました。昔は、海水で里芋を茹でていたようですが、私の住む神着地区では、鰹の塩辛をつけて食べる習慣があります。

また、秋に収穫しておいた椎の実をフライパンで炒って食べました。


昼食は、塩むすびと豚汁、焼き芋、里芋の塩辛付け、炒った椎の実、島で採れたミカン、オーナーの釣ってきたイシガキダイの塩焼き。

ゴージャスな昼食になりました。


皆様の協力の元、充実した研修を行うことができました。

今後は、子ども達やファミリー向けの活動として開催していきます。


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